2024年3月1日に急逝された漫画界の巨匠・鳥山明さん。
「ドラゴンボール」や「Dr.スランプ」など世界的に有名な作品を作った、日本を代表する漫画家として大人気ですよね！
そんな鳥山明さんの年収は一体いくらでしょうか？
今回は、鳥山明さんの2024年最新の年収はいくらなのか、内訳や収入源を徹底調査してみたいと思います！
Contents
【2024最新】鳥山明の年収は？
鳥山明さんの2024年最新の年収は15億円ほどと推定します。
この金額は日本人の平均年収の約200倍を超える驚異的な数字であり、漫画家という職業においても極めて稀な成功例と言えます。
特に『ドラゴンボール』をはじめとする世界的ヒット作品による印税や権利収入が大きく寄与しており、その影響力の大きさを改めて実感させられます。
また、ドラゴンボールのピーク時にも年収が15億円を超えていたこともあるようで、連載終了された現在でも長期にわたり高額な収入を維持しています。
鳥山明さんの年収推移はどうなってるのでしょうか？
年収推移①デザイナー・漫画家デビュー初期時代（1974年〜1983年頃）
デザイナー・漫画家デビュー初期時代の年収は500万円と推定します。
この時期の鳥山明さんは、まずデザイン会社に就職し広告デザインの仕事に従事されていたようです。
23歳で会社を退職後、1年間はアルバイトでイラストを手掛けていましたが、その後は収入が途絶え、金銭的に苦しい時期を経験しています。
1978年の23歳の誕生日に初めて漫画を描き始め、『週刊少年ジャンプ』の新人賞に応募作品を投稿しました。
この時期は、入賞には至らなかったものの、編集者の鳥嶋和彦氏に才能を認められ、継続的に作品を描くようになりました。
デビュー作『Dr.スランプ』が連載されるまでは、投稿作品の原稿料や賞金などが主な収入源だったと考えられます。
年収推移②『ドラゴンボール』全盛期時代（1984年〜1995年頃）
『ドラゴンボール』全盛期時代の年収は15億円と推定します。
この時期、鳥山明さんの収入は主に『ドラゴンボール』の連載による原稿料、単行本の印税、そしてアニメや映画の版権収入から構成されていました。
連載時の原稿料は1ページあたり100万円を超えていたとも言われ、週刊連載で約15ページを描いていたことから、原稿料だけでも年間で数億円の収入があったと考えられます。
単行本の売り上げは特に大きな収入源となり、全世界で累計2億6000万部以上を記録し、印税率を10%と仮定すると、単行本の収益だけで数百億円に達する可能性がありました。
さらに、『ドラゴンボール』のアニメ放送による収益やキャラクター使用料などの版権収入も莫大な額に上り、これらが合わさって15億円を超える年収につながったと推測されます。
この時期、鳥山明さんの作品は40カ国以上で放送され、世界的な人気を博していたことも、高額な収入を支える要因となっていました。
年収推移③『ドラゴンボール』連載終了後〜再ブーム時代（1996年〜2010年代前半）
『ドラゴンボール』連載終了後〜再ブーム時代の年収は10億円と推定します。
この時期、鳥山明さんは『ドラゴンボール』の連載が終了した後も、様々な収入源から安定した収入を得ていました。
まず、完全版や新たなアニメシリーズの放送による印税収入が大きな割合を占めており、特に『ドラゴンボールZ』や『ドラゴンボール超』の人気が続く中で、関連商品の売上も好調でした。
また、ゲーム業界でも鳥山明さんのキャラクターデザインが重要な役割を果たし、『ドラゴンクエスト』シリーズや『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』などのヒット作からのロイヤリティが収入に寄与していました。
さらに、映画や特別編の制作に関与することで、ライセンス料や制作費の一部も受け取ることができました。
年収推移④近年・晩年時代（2010年代後半〜2024年）
近年・晩年時代の年収は10億円と推定します。
この時期の鳥山明さんの収入は、主に『ドラゴンボール』フランチャイズからの継続的な収益によるものでした。
特に、モバイルゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』や『ドラゴンボール レジェンズ』からの収入が大きく、2015年から2024年までの約10年間で、これらのタイトルだけで累計約55億ドル（約6600億円）の収益を生み出していたそうです！
また、『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクターデザインや、新作アニメ『ドラゴンボールDAIMA』の制作にも関わり、これらのプロジェクトからも相当な収入を得ていたと考えられます。
さらに過去の作品の印税や、グッズ販売からのロイヤリティも安定した収入源となっていました。
2024年に鳥山明さんが亡くなった後も、鳥山明さんの作品は世界中で人気を維持し続け、遺産として多額の収入を生み出し続けています。
鳥山明の年収の内訳は？収入源は4つ！
鳥山明さんの年収の内訳を調べてみました。
主に4つの収入源が考えられます！
それぞれ見ていきましょう。
①漫画の印税収入
まずは漫画の印税収入です。
鳥山明さんの漫画の印税収入は、主に『ドラゴンボール』シリーズから得られており、その規模は膨大です。
『ドラゴンボール』シリーズの全世界累計発行部数は2億6000万部以上に達しています。
一般的な漫画の印税率は8%〜10%程度とされており、1冊あたりの印税を約50円と仮定すると、『ドラゴンボール』だけでの印税収入は約130億円と推定されます。
過去の情報によると、1987年から2005年までの鳥山明さんの平均年収は約7億円とされています。
2024年においても、新刊の発売や既存作品の再販などにより、同程度かそれ以上の印税収入があったとも推測されます。
②アニメ・映画のライセンス収入
『ドラゴンボール』シリーズのアニメや映画は、鳥山明さんにとって非常に重要な収入源となっています。
アニメは1986年から放送が開始され、現在に至るまで様々なシリーズが制作され続けており、80カ国以上で放送されています。
特に劇場版アニメは大きな成功を収めており、『ドラゴンボール超 ブロリー』や『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は全世界で興行収入100億円以上を記録しました。
また、アニメ1話あたりのライセンス料を10万円と仮定すると、『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』の444話だけで4440万円の収入があったことになります。
劇場版アニメやテレビシリーズ以外にも、ゲーム作品など多様なメディア展開があり、これらからのライセンス収入も含めると、2024年のアニメ・映画のライセンス収入は1〜2億円に達していた可能性が高いです。
③ゲーム・キャラクターデザイン報酬
鳥山明さんは、多くの人気ゲームシリーズのキャラクターデザインを手がけ、その報酬は推定で年間数千万円から数億円に及ぶとされています。
特に『ドラゴンクエスト』シリーズでは、1986年の第1作から2023年まで、約37年間にわたってキャラクターデザインを担当し続けました。
このシリーズだけでも、累計8800万本以上の売り上げを記録しており、鳥山明さんへの報酬も相応に高額だったと推測されます。
また、『クロノ・トリガー』や『ブルードラゴン』などの他のゲームタイトルでもキャラクターデザインを担当し、その独特の絵柄と世界観で多くのファンを魅了しました。
特に近年のモバイルゲーム市場の拡大により、『ドラゴンボール』を題材にしたスマートフォンゲームが世界的に人気を集め、新たな収益源となっています。
鳥山明さんのデザインはゲームの成功に大きく貢献し、その報酬はゲーム業界での重要な位置づけを反映していたと考えられます。
④グッズ販売とライセンス収入
鳥山明さんの代表作『ドラゴンボール』シリーズは、世界的な人気を誇り、そのキャラクターを使用したグッズ販売とライセンス収入は膨大な金額に上ると推定されています。
フィギュア、アパレル、文具、食品、ゲームなど、多岐にわたる商品展開がなされており、これらの商品販売による収益の一部が鳥山明さんに還元されています。
特に、バンダイナムコホールディングスとの長期的なライセンス契約により、安定した収入源となっています。
海外市場でも『ドラゴンボール』の人気は高く、北米やヨーロッパ、アジアなど世界各地でのグッズ販売やライセンス契約が収入を押し上げています。
また、新作アニメや映画の公開に合わせて関連グッズの販売が活発化し、その都度大きな収入をもたらしています。
これらのグッズ販売とライセンス収入は、鳥山明さんの年収の中でも重要な位置を占めており、年間数億円規模に達すると推測されています。
鳥山明が払っている税金額は？
2023年の収入が15億円だとすると、一体いくらの税金を年間で納めているのでしょう？
「年収15億円 税金」というキーワードで検索し、上位表示されているいくつかのサイトから推定しました。
細かく見ていくといろいろな条件もありますが、
年収が4000万円を超えてくると税率は45％になります。
そこから単純に計算すると鳥山明さんの場合は、
ということになります！
鳥山明さんの税金額は、一般的な日本人の年収をはるかに上回る金額です。
このような高額納税は、鳥山明さんの作品が長年にわたって多くの人々に愛され、大きな経済的価値を生み出してきたことの証明と言えるでしょう。
驚くべき納税額ですが、同時に鳥山明さんの作品が社会に与えた影響力の大きさを考えると、ある意味で納得できる金額かもしれませんね！
鳥山明の総資産は？
鳥山明さんは23歳の頃から46年以上、漫画家として活動をしています。
46年間の総収入を合計すると、総資産は200億円以上になっている可能性があります。
この莫大な総資産は、鳥山明さんの代表作『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』、そして『ドラゴンクエスト』シリーズの世界的な成功によるものです。
特に『ドラゴンボール』は累計発行部数2億6000万部を記録し、アニメや映画、ゲームなど多岐にわたるメディア展開により、長年にわたって安定した高収入をもたらしてきました。
鳥山明さんの作品の著作権は、死後も70年間保護され続けます。
この期間中、著作権は遺産の一部として相続人や受託者に引き継がれます。
鳥山明のプロフィール
最後に、鳥山明さんのプロフィールを紹介します！
生年月日：1955年4月5日
年齢：68歳没
血液型：A型
出身：愛知県清須市
職業：漫画家、デザイナー
学歴：愛知県立起工業高等学校
趣味：モデルガン・プラモデル、喫煙、中日ドラゴンズファン
鳥山明さんは、『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などの世界的に有名な作品を生み出した、日本を代表する漫画家でした。
鳥山明さんの作品は、単に漫画やアニメの枠を超えて、多くの人々の人生に深く刻まれており、その影響力は計り知れません。
鳥山明さんの独特なキャラクターデザインや、ユーモアと熱血が絶妙に融合したストーリー展開は、世界中の多くのファンの心を掴み、次世代のクリエイターたちにも大きな影響を与え続けています。
鳥山明さんの遺産は、これからも多くの人々の心に生き続け、新たな世代に夢と希望を与え続けることでしょう！
心よりご冥福をお祈りいたします。